2010年06月13日

オッシュに関するYOUTUBE動画

以下のリンクからご覧下さい
オッシュのバザール風景
http://www.youtube.com/watch?v=QqHpBo2OrZA&feature=related

カラスゥー地区の中心にある大きいモスク
http://www.youtube.com/watch?v=LDGocd-fGis&feature=related



posted by cari at 16:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 中央アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キルキズ危機:オッシュ州でキルキズ人とウズベク人住民と衝突が発生

6月10日夜11時から、キルキズ国南部オッシュ州オッシュ市およびカラスゥー地区で、キルキズ人住民とウズベク人住民の間で武力衝突が発生し、少なくても39人が殺害され、100人以上が重軽傷を負ったと報道されています。

臨時政府側は治安部隊を当該地域に派遣し、非常事態を宣言しています。

バキエフ政権が転覆されから、オッシュ州における不安定状態は続き、それは当該州の主な住民であるキルキズ人とウズベク人との部族間衝突に発展しています。

臨時政府は今回を衝突の原因について、野党勢力の仕業である非難しています。

今回の衝突はいままででは最も被害が大きいものと見られます。オッシュ市内には100軒以上のデパート、商店および民家が焼き討ちされ、略奪も広範囲に行われたという。

キルキズ国南部におけるキルキズ人とウズベク人住民との関係が歴史的に悪く、ことある毎に両側住民の衝突が起き、国の安定においては一つのマイナス要因となってきています。

転覆されいたバキエフ前大統領は南部のキルキズ人社会に影響力が大きく、前政権時代はこの地域においてキルキズ人に地方自治体の権限を任せ住民の半数を占めるウズベク人は“蚊帳”の外に置かれていた。臨時政府が成立後、ウズベク人に歓迎され、擁護されています。このことにより、両部族の間で度々衝突が起きています。

posted by cari at 15:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 中央アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月02日

キルキズにおける混乱状況

ロザ・オタンバエフ女史を中心とする勢力に蜂起によって、バキエフ大統領が追放されて以来、中央アジアの小国キルキズの混乱は今日も続いています。

バキエフ政権の主な過ちは国政を私物化し、政府の主なポストをバキエフ大統領の親族や出身氏族の人たちは分配して、その利益集団に有利な行政を行って来たこと;国庫の財産を横領し、国外に流出させたこと;軍や警察の指揮権の一部を長男や次男に握らせたこと;反対派を抑圧し、一部を投獄したこと;ライフライン関連事業をコントロールし、国民の実態から遊離した値上げを繰り返して来たこと;外交的には中国に傾斜し、ロシアとアメリカに不利な動きを見せたことなどがあげられます。
蜂起の導火線となったのはキルキズ全土で行われた電気・ガス料金の値上げです。キルキズは中央アジアで最も貧しい国と言われます。この値上げは勿論キルキズ国民に受けられないだけで無く、バキエフ大統領中心の利益集団の為の政策でありましたので、殆どの国民から反発を受けました。
国民の反発を受け取り、バキエフ政権の転覆を図る運動を展開したのはロザ・オタンバエフ女史を中心とする野党勢力です。彼等の導きの下で国民が蜂起し、小規模な流血衝突を起こしたけれども、バキエフ政権を短時間に倒し、政権奪回を成功しました。
しかし、バキエフ政権は国庫を殆どのから状態にしてしまいましたので、外国の援助がなければ国家機能が果たせない事態が起きています。
援助にはすぐ応じているのはロシアです。すでに緊急援助を行っていますが、アメリカ、ヨーロッパ、日本等からの援助は積極性に欠け、キルキズ臨時政府は国内の治安維持に力不足しています。
その為に、首都ビシケックでは数回に渡って暴徒による略奪が起きているし、南部の各州ではバキエフ大統領支援者よる武装デモが発生したり、南部各州で多く住むウズベク人とキルキズ人との部族間衝突が起きています。これは明らかにキルキズの混乱を増幅させ、臨時政府を窮地に陥れたい勢力による仕業ですが、大多数の現地住民はこの様な衝突を望んでいないので、混乱状況は収束しています。
今回のキルキズの事変において、中国は表舞台に上がっていないが、水面下では関与を図るものと推測されます。
一方で、日本は国内の政治の不穏によりキルキズの事変には積極的に関わっていないのが実状です。
posted by cari at 15:49| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 中央アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする